たのしくいこうぜ

あーんなことやこーんなことを、徒然なるままに。

「攻めの気配り」

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小さい頃から人の顔を伺って育ったからか、割と人の心の変化にはよく気づきます。
特に、落ち込んでいたり悩んでいたりと気落ちしている時。

お節介焼きなので、基本的には何かしらのアプローチを試みます。
放任も一つの手段だと理解はしているのですが、どうにも放って置けないのですよね。笑

そんな時に率先しているのが、"攻めの気配り"。
普通、能動的に個人の悩みに関わる必要はないのですが、そこであえて一歩踏み込みます。声を掛けます。

弱ってる人の心に気づいてあげられたのなら、その気づきは大切にしたい。
だから、その気持ちは行動にも移したいと思っていて、実際に動きます。
…我ながら本当にお節介。笑

人の心に寄り添うには勇気が要ります。
自分なんかが介入したところで何か良い方向に変えてあげられるのか。
そもそも警戒させてしまうのではないか。

でも、それで少しでも救われる人が一人でもいるなら、と、わたしは"攻め"ます。

ただ、本当にひとりで物事に向き合いたい時はありますよね。
なので、そこは適宜適度に対応します。
攻めの気配りは、自分の考えを押しつけることではなく、"一緒に考えるための相手になる"ことだと思いますので。

もし、ひとりにして欲しいという空気を感じたならば、気に掛けつつも無理に攻めずに、待機です。
こう言ってるわたしも、考えたい時ってひとりにして欲しかったりするので。笑
気持ちはすごく分かります。
ので、尊重します。

そのバランスが難しいですが、でも何より人の心に敏感であるべく、攻めの姿勢は大切にしています。

人との距離が近づき、
それが自分への新たな発見に繋がったりする。
だからこそ、やめられないのかな。笑

自分自身に余裕のある時でないと難しいですが。
これからも大事にしたい、価値観の一つです。

「企画力」とは。

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「企画」に携わった経験はありますか。
サークル活動やゼミナール活動、その他プライベートの様々なシーンで、イベントやプランの立ち上げなど少なくとも一度は経験されたことがある方がほとんどではないでしょうか。

楽しいこと好きな性格もあり、わたし自身も学生生活を通じて大小様々な企画の経験をしました。

今回はその経験から学んだ、
「人を巻き込む企画力」
とはなんぞやについて、
書いてみたいと思います。

わたしの思う「企画力」。
それを構成する要素が、
以下の3つ。
①志 ②度胸 ③計画性


まずは、①志。
企画者自身がその企画に対して熱意を持たないことには、一向に物事は進展しません。
いわゆる、企画倒れになりやすいです。
どうしてその企画を立ち上げようと思ったのか、企画者自身の中で目的や必要性を明確にしておくと、実現可能性は高まります。
自然と身体が動くためです。
動くはずです。

その志は、メンバーの心をも掴む説得力に繋がります。
熱意を伝えると、メンバーはついてきてくれます。

志は、企画者自身のみならず他のメンバーにとっての軸ともなるのです。


続いて求められるのが、②度胸。
企画で悩んだことのある方、以下の様な気苦労の経験はありますか?

「自分は企画するようなキャラじゃない」
「集客できるか自信がない」
「企画したところでちゃんと遂行できるか不安」
「お店とかスポットとかイベントとかそもそもよく分からないし…」

これらの全ての思案に対するわたしの答えは、いたってシンプル。
『とりあえずやってみろ』です。

まず、行動に移し始めないことにはただの妄想で終わってしまいます。
最初の一歩を踏み出す勇気が必要。

わたしも以前、ある企画に参加してもらうべく色んな人に声を掛けたことがありました。
「そこまでまだ仲良くない様な気もするし、わたしなんかが誘って来てくれるのかな…」
そんなのやってみなければ分かりませんでした。
そして、その企画を機に仲良くなればいいことに気づきました。
さらに、発想の転換を経て、そもそも誘われる事自体はうれしいものじゃないかとも気づきました。
普段、接する機会がそれほど多くない人からであればあるほど。

もし断られたって、凹まなくていいんです。
振り返ると断られた経験も少なくないですが、ほとんどは本当に都合が合わなかった事がその所以で、企画そのものや声掛け自体を拒否されたことは今まであまりないです。
人望がないだなんて、キャラじゃないだなんて、卑下しなくていいんです。

お店も開拓していけばいいんです。
進行の過程で失敗しそうだと思ったら、他の人に聞けばいいんです。

自分に限界を設けず動き続ける勇気があれば、経験がなくとも誰にでも企画は出来ます。


最後は、③計画性。
これまでの要素が抽象的だったのに対し、これは具体的なものと言えます。
最低限の〆切を決め、企画の大枠を決めましょう。
いつまでにどれくらいの人を募るのか、いつまで利用施設の予約変更が可能か、プランの内容の変更期限はいつなのかなど。
施設によっては、キャンセル料が必要となる場合もあります。

計画に基づき可能な限りリスクを考慮しておくことで、急なトラブルや変更にも対応することが出来ます。

また、その期限を他のメンバーと定期的に共有することも大切です。
全貌の分かる透明感のある企画こそ、参加する人にとっては魅力的ですよね。


以上、
志・度胸・計画性。
これらの3つの要素を意識すると、企画は進められると思います。

苦労も絶えない企画ですが、そこでの経験を通じた学びや成長はきっとあるはずです。

気軽に企画、してみませんか?

「きく」ということ。

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高校以来にブログなんか始めてみました。
続くかな、笑
ただの日記としてに限らず、考え事のアウトプットも兼ねて書いていけたらなと思います。

今日のテーマは「きく」。
わたしが人と接する上で心がけているものです。

日本語は面白いもので、
会話においては、
「聞く」「聴く」「訊く」
という3つの「きく」があります。

わたしのイメージでは、
「聞く」は、
一般的に言う「きく」で、単に相手の話を受け入れること。
「聴く」は、
相手の話に耳を傾け、その人が自分に何を求めているのか考えること。
「訊く」は、
相手の話に対して問いを投げかけること。

お話しするのも楽しいですが、わたしは人の話をきくのが好きです。
相手が楽しそうに話してくれる話は、結構専門的だったり知らないことが多かったりするので、単純にきいていてわくわくします。
それと、相手が楽しそうに話してくれるのを見るのが好きってのも一理。

その中で、会話の際、話し相手に楽しんでもらうために特にわたしが意識しているのが、「聴く」と「訊く」です。

話し手もいくつかに分けられると思っています。
①単に話を聞いてもらいたい人
②話を聞いてもらうことで自らの理解度を高めたい人
③話から具体的な助言をしてほしい人

①の場合、「聞く」と「訊く」で、相手は自らどんどん話を進めてくれます。
特にきくのに労力は要りません。笑

②の場合、「聴く」と「訊く」ことが求められます。
このようなタイプの話し手に対しては、ミラーリングが効果的です。
話した言葉を繰り返したり、内容はそのままで言葉を言い換えたりします。

また、5W1Hの質問の投げかけも大切です。
話し手自身になぜそう思ったのかや何をしたのかなど問いかけることで、自分と向き合うためのお手伝いができます。

話してもらうことで、自分を見つめ直すことに繋がればいいなと思いながら相手と向き合います。

③の場合も、「聴く」と「訊く」が重要ですが、ここでは特に「訊く」に重きを置きます。
話し手の話から、そこに欠けていることを見出し質問します。
具体的なものとしてよく意識しているのが、先ほども出てきた5W1Hです。

加えて、比較も活用します。
例えば、時間軸。
過去と今そして未来で、捉え方に変化はあるのか。
または、視点。
相手だったら、男性だったら、母親だったら、お金持ちだったら、外国だったら…

その際、ifという仮定を交えることで、何を考えるべきなのかが明確になったりもします。

経験に基づいて出来る限りで助言もするけれど、わたしは、相手が自分で自然と答えに行き着けるように積極的に「きく」姿勢で臨んでいます。



「きく」は想像以上に奥深いものです。
文章にするとどうも難しいものに感じてしまうけれど、例えば、ESSでTLの経験がある方には少しは理解してもらえるのかなと思います。

3年とちょっとのESS歴で発見し見出した、わたしなりの「きく」論。笑
TLについては、また今度。

きき上手な人って素敵だなあと思い、目指す毎日です。
これを機に、思いやりを持って「きく」人が、もっと会話を楽しんでくれる人が、一人でも増えたらうれしいなあ。