たのしくいこうぜ

あーんなことやこーんなことを、徒然なるままに。

「きく」ということ。

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高校以来にブログなんか始めてみました。
続くかな、笑
ただの日記としてに限らず、考え事のアウトプットも兼ねて書いていけたらなと思います。

今日のテーマは「きく」。
わたしが人と接する上で心がけているものです。

日本語は面白いもので、
会話においては、
「聞く」「聴く」「訊く」
という3つの「きく」があります。

わたしのイメージでは、
「聞く」は、
一般的に言う「きく」で、単に相手の話を受け入れること。
「聴く」は、
相手の話に耳を傾け、その人が自分に何を求めているのか考えること。
「訊く」は、
相手の話に対して問いを投げかけること。

お話しするのも楽しいですが、わたしは人の話をきくのが好きです。
相手が楽しそうに話してくれる話は、結構専門的だったり知らないことが多かったりするので、単純にきいていてわくわくします。
それと、相手が楽しそうに話してくれるのを見るのが好きってのも一理。

その中で、会話の際、話し相手に楽しんでもらうために特にわたしが意識しているのが、「聴く」と「訊く」です。

話し手もいくつかに分けられると思っています。
①単に話を聞いてもらいたい人
②話を聞いてもらうことで自らの理解度を高めたい人
③話から具体的な助言をしてほしい人

①の場合、「聞く」と「訊く」で、相手は自らどんどん話を進めてくれます。
特にきくのに労力は要りません。笑

②の場合、「聴く」と「訊く」ことが求められます。
このようなタイプの話し手に対しては、ミラーリングが効果的です。
話した言葉を繰り返したり、内容はそのままで言葉を言い換えたりします。

また、5W1Hの質問の投げかけも大切です。
話し手自身になぜそう思ったのかや何をしたのかなど問いかけることで、自分と向き合うためのお手伝いができます。

話してもらうことで、自分を見つめ直すことに繋がればいいなと思いながら相手と向き合います。

③の場合も、「聴く」と「訊く」が重要ですが、ここでは特に「訊く」に重きを置きます。
話し手の話から、そこに欠けていることを見出し質問します。
具体的なものとしてよく意識しているのが、先ほども出てきた5W1Hです。

加えて、比較も活用します。
例えば、時間軸。
過去と今そして未来で、捉え方に変化はあるのか。
または、視点。
相手だったら、男性だったら、母親だったら、お金持ちだったら、外国だったら…

その際、ifという仮定を交えることで、何を考えるべきなのかが明確になったりもします。

経験に基づいて出来る限りで助言もするけれど、わたしは、相手が自分で自然と答えに行き着けるように積極的に「きく」姿勢で臨んでいます。



「きく」は想像以上に奥深いものです。
文章にするとどうも難しいものに感じてしまうけれど、例えば、ESSでTLの経験がある方には少しは理解してもらえるのかなと思います。

3年とちょっとのESS歴で発見し見出した、わたしなりの「きく」論。笑
TLについては、また今度。

きき上手な人って素敵だなあと思い、目指す毎日です。
これを機に、思いやりを持って「きく」人が、もっと会話を楽しんでくれる人が、一人でも増えたらうれしいなあ。